MacRumorsさんによると、この秋に発表されると予想されている新型AppleTVのリモート(リモコン)はモーションセンサーをも搭載するとのことです。
数年ぶりの新型発表となるAppleTVは現行iPhoneなどと同等のA8チップが搭載され、AppStoreにも対応するとの話が随分前から出ています。
アプリに対応することで、単なるストリーミングTVのセット・トップ・ボックス中心の役割から、ゲームや、ホームエレクトロニクスのコントロールセンターとしての役割まで担う端末へと変身を遂げるというのがAppleの書いたシナリオのようです。
となると、それにふさわしいリモートに姿を変えるのは必然。
AppleTVのリモートはこうなる
これまでの噂を総合すると、通常のボタンに加え、Siri音声コントロールのためのマイクや、タッチパッドを備えている多機能コントローラーになりそうです。さらにモーションセンサーが内蔵されれば、文句なしです。
同記事によると、Appleはcasual gamer(ライトなゲーマー)をターゲットにし、リモートを仕上げていくだろうとのこと。
また、もし登場がされらに延期されるとすれば、その原因は「磨きに磨きをかけるため」だろうと補足しています。
新たな土俵で勝負
ライトゲーマー向けのゆるいコンテンツと、従来の映画やTVの配信、そしてホームキット対応家電のコントロールハブという総合的な端末になることで、ニンテンドーやその他のゲーム専用機とはややちがう土俵で勝負することが、AppleTVの目指すところなのでしょう。
さて、何にしろ、従来からのAppleTVユーザーは、古くなったマイマシンを前にバージョンアップを首を長くして待っているところです。とにかく「多少磨き残しがあっても新型を出してほしい。」というのが現行ユーザーの切なる願いではないでしょうか?