MacRumorsによると、Appleは時期iOSのアップデートのベータ版(正式リリース前のバージョン)にCOVID-19接触通知APIを導入しました。
Apple・Google連合が新型コロナウイルス対策を進めており、その基盤準備の.1歩と言えます。
APIはOS(基本システム)に含まれるインターフェイスで、
他のアプリがこのAPIを利用することになります。Appleはコロナ関連のアプリを自前で開発することはなさそうです。
同記事によると、このAPIを使えるのは政府や公共の健康関連の機関のみだということです。
コロナ通知システムの動作概要
iPhoneとAndroidスマホを所持している人同士が接近した際、Bluetooth通信を使ってこのAPIが感知し、履歴を蓄積していきます。もちろん、各スマホごとに匿名の個別の識別IDを使って記録するので、個人名が他人に広まることはありません。
そして、もし後で誰かが感染していると判明したときに、その人と接触した識別IDの人に、接触があったことを通知します。
もちろん、連絡があったのが、だれ相手の接触なのかはわかりません。
日本政府は行動変容しないのか?
さて、日本政府は公衆衛生に関するテクノロジー的なアプローチを取らなさそうな雰囲気ですが、使えるものは何でも使うという発想の転換がほしいところです。
私たち市民は、仕事も生活も随分「行動変容」を受け入れて努力していると思います。普段「人同士、面と向かって膝を突き合わせてこと」が信条の人だって「テレワーク(リモートワーク)」で頑張っています。
なぜ、政府が行動変容しないのか?
ニュージーランドを筆頭に台湾やドイツなど、女性リーダーの国が上手に難局を乗り切っているのは、偶然ではないでしょう。男性が既存権力を握ってきたこれまでの風習や、過去の因習では対処できない状況が頻発する昨今、一旦、「これまではこうだった」の視点を捨てなければらないとひしひしと感じます。
その点で、女性リーダーはよい判断がしやすいのだと思います。もちろん、男性でもそういう視点をもてる人なら、同じように良い判断をしてくれるはずです。
我が国のリーダーたちにも頑張って欲しいと思います。